ノンストップで地獄駆ける『SEUM』発表!―ヘヴィメタな一人称ACT
Pine StudioおよびHeadup Gamesは、PC/Mac/Linux向けの新作ゲーム『SEUM: Speedrunners From Hell』を発表しました。本作は『Super Meat Boy』と『Portal』、そして『Quake』を足したような一人称視点プラットフォーマーです。
突如家に訪れた悪魔によって右腕を落とされ、ガレージにあった最後の限定版ビールを盗まれたMartyが、悪魔からもぎ取った腕を自身に繋げ、ビールを取り返すために地獄に向かいます。ゲームではジャンプやテレポートなどを駆使し、少しでも速くマップを駆け抜けます。収録される100のレベルには多数のシークレットも隠されているとのことです。
地獄のスピードランニングゲーム『SEUM: Speedrunners from Hell』は2016年夏にSteam配信予定です。
『Fable Legends』開発継続か―MSがLionheadスタッフと協議
海外メディアMCVより、Lionhead Studios開発の『Fable Legends』の開発プランが再び進行状態にあるとの噂が報じられています。MCVは3つの情報源から同一の噂を得たとのことで、同スタジオスタッフは「4月末の退社を受け入れる」もしくは「継続して『Fable Legends』の開発に取り組む」ことをMicrosoft側から持ちかけられていると伝えられています。
MCVに『Fable Legends』の現状を語った“情報筋”のひとつは、MS側のこの提案はとある元Lionhead Studiosスタッフがインディータイトルとしてプロジェクト継続を提案したことに起因すると述べていた模様。しかしながら、残る2つの情報源はこの件に関して確認できておらず、公式な続報も伝えられていない状況。MS広報担当はMCVに対し『Fable Legends』開発状況に関する詳細を伝える意向はなく、スタッフとの協議に関しても語ることはないと、コメントを差し控える姿勢を見せています。
『Fable Legends』はFree-to-Play採用タイトルとして開発が進められていましたが、去る3月8日に発表されたLionhead閉鎖提案と共に「開発中止」となったことが明かされていました。また、そのクローズドベータテストはグリニッジ標準時間2016年4月13日15時に終了し、ゲーム内通貨の販売停止および全額返金についてもアナウンスされています。
Steam新作『Epistory - Typing Chronicles』は幻想世界のタイピング冒険アクションだった
3月31日よりSteamから配信が開始された『Epistory - Typing Chronicles』は、ベルギーのディベロッパーFishing Cactusが製作するタイピングゲーム。美しいデザインとアドベンチャー要素をはらみながらも、タイピングによって進行する一風変わった本作の魅力をお伝えいたします。
『Epistory - Typing Chronicles』はある作家のが空想する、大きなキツネの上に乗った少女の秘密の物語。本ゲームはページをめくるように展開していくオープンワールドライクなフィールで、あらゆるアクションを素早いタイピングによって解決していくという内容です。
戦闘は敵がプレイヤーの分身たる少女に這いよってくるものを、タイピングで射撃して退けるという、クラシカルなタイピングゲームのデザインを世襲したものになりますが、敵との接触はイコールで即死亡。しかしながらも、敵を倒すことで溜まっていく経験値を利用することで、戦闘に有用なスキルを獲得し、強化することも可能です。
アドベンチャー要素ではハクスラ的にアイテムを獲得しながら、タイピングを利用し、謎を解決。道を切り開いていきます。物語、ステージともにリニアなゲームですが、イベントやタイピングアリーナなども充実しています。
対応言語は豊富ですが、日本語は残念ながらサポートされいないため、一部のユーザーにはやや辛いところかもしれません。現在はSteamで10%オフの1332円で配信中です。
国内インディーゲーム祭典「BitSummit 4th」が京都で7月開催決定、ブース出展募集開始
日本インディペンデント・ゲーム協会(JIGA)は、2016年7月9日(土)と7月10日(日)の2日間、京都市勧業館「みやこめっせ」で、「BitSummit 4th(フォース)」を開催すると発表しました。日本のインディーゲーム祭典である同イベントは、今年で4回目の開催。発表にともなって、公式サイトがオープン、出展企業の募集が開始されています。
Game*Sparkでも多数の取材記事を掲載した昨年の「BitSummit 2015 Return of the Indies」では、国内外の80作以上の個性的なインディーゲームが展示。5,000人を超えるゲームファンが足を運んだそうです。また、昨年に続いて、海外で数々の大型イベントに展開している「Indie MEGABOOTH」と、「京都府 商工労働観光部ものづくり振興課」がパートナーとして参入するということです。
「BitSummit 2015 Return of the Indies」においては、小規模なインディークリエイターのみならず、SCEやMicrosoft、Unityといった大手企業が出展した他、稲船敬二氏や吉田修平氏、Valveなど業界人のキーノートも注目を浴びました。
JIGAの発表によれば、2015年は80の出展ブース枠に対して200近いエントリーがあったとのことで、今年も選りすぐりのインディーゲームが集まることになりそうです。
『The Division』海外向けトレイラー、発売後1年目に配信されるDLC/アプデ情報
発売が近づくMassive Entertainment開発の最新作『Tom Clancy's The Division(ディビジョン)』。本作のDLCやアップデート情報をまとめた海外向け最新トレイラーが公開されています。
今回の映像で紹介される追加コンテンツは、本作の発売後1年間「Year One」内に配信されます。第1弾アップデートが4月より配信され、第2弾アップデートが5月、第1弾拡張パックが6月と段階的に新規要素が配信予定とのこと。
1.1アップデート「Incursions」:4月配信
無料アップデートとして配信される「Incursions」では、Co-op協力プレイに特化したハイエンドアクティビティを導入。ハイレベルのギアと武器を獲得できる。また、同パーティ内におけるアイテムのトレードシステムも追加する
1.2アップデート「Conflict」:5月配信
円形広場として知られるコロンバスサークルにハイエンドアクティビティ"Incursion"が導入され、新たなダークゾーン機能も追加。第1弾アップデートと同じく無料で配信される
第1弾拡張「Underground」:6月配信
最初の拡張コンテンツ「Underground」では、プレイヤーがニューヨーク地下に存在する未知の暗黒街を探索可能に。トンネルや地下鉄といった無限の迷路を他のエージェントとプレイ可能
第2弾拡張「Survival」:2016年夏ごろ配信
生存に不可欠な物資を集めて、非常に過酷な環境で生き抜くサバイバルが追加される
第3弾拡張「Last Stand」:2016年冬ごろ配信
冷酷な脅威との戦いを描くチャレンジングな拡張コンテンツ
シーズンパス所有者向けに装備やスキンといったコンテンツ、シーズンパスイベントが配信予定
『The Division』はPS4/Xbox One/PCを対象に、海外で3月8日、国内では3月10日より発売予定。なお、上記アップデート/拡張コンテンツの国内配信時期については不明です。
ARデバイス「HoloLens」開発機版が海外で予約開始、『Young Conker』などゲーム3本収録
Microsoftは、新型ARヘッドマウントディスプレイ「HoloLens」開発者向けエディションの予約受付を、米国/カナダで開始しました。その価格は3,000ドル(約33万円)。今回は開発プログラムへの招待を受けたデベロッパーを対象としたリリースであるとのこと。出荷時期は3月30日を予定しています。
この開発者向けエディションには「HoloStudio」や「Skype」、「Holo Tour」と言った専用アプリケーションに加えて、『Fragments』『Young Conker』『RoboRaid』の3本のゲームも同梱されているとのこと。配信アプリケーションの詳細はこちら。なお、一般消費者向けの販売については明かされていないものの、予約注文までの流れはこちらのページからチェックできます。